堀江貴文とひろゆきが語るフジテレビ迷走のワケ 月9の視聴率も深夜番組並で社長は胃潰瘍

      2016/06/11

過去、民放キー局の中ではフジは1984年から民放テレビ局売上トップの座をなんと31年もの間にわたって守ってきた。そんな圧倒的強者の位置にいたフジテレビだが、このところ視聴率の低迷ぶりが目立ち、迷走していると他局からの声が上がっている。

フジテレビといえば2004年から7年連続で視聴率「三冠王」(ゴールデンタイム・プライムタイム・全日)をとっていた時代もあったのだが、そんな輝かしい時代はどこかへ行ってしまったようだ。

2015年末には民放キー局で常に最下位であったテレビ東京にまでゴールデンタイムの週間視聴率で抜かれてしまったのだが、なぜフジテレビはここまで低迷と迷走を続けているのだろう。

 

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堀江貴文による指摘

今から10年ほど前に時代の寵児として活躍していてフジテレビの買収を試みた堀江貴文氏はこのように分析している。

フジテレビの変なこだわり

「例えばさ、フジテレビって是が非でも俺を番組に出演させようとしないじゃん。そういった“ヘンな頑固さ”が低迷の一因になってるんじゃないかな。番組の他にも、例えば夏に『ウルトラジャパン』っていう音楽フェスがお台場であったんだけど、そのフードブースのプロデュースを俺がすることになってたんだよ。でも、フジテレビの横やりがあったみたいでポシャった。

あと、フジサンケイグループからも締め出されてる。ちょっと前に『夕刊フジ』からインタビューのオファーがあったから快諾したんだけど、直前にドタキャンされた。それに、あれだけ誌面に登場して連載もやってた『週刊SPA!』にもずっと出てないね。ここまで意固地になるのは逆にすごいよ」

 

フジテレビの堀江に対してのこの態度は、過去に買収してきた奴は徹底的に「敵」という敵対心をむき出しにしているように見てとれる。

簡単に説明すると番組が良い方向に行く可能性があったとしても、部外者や異物が近づいてきた時点で全エネルギーを排他するほうへ使ってしまうということだろう。

その結果、コンテンツ自体に力が入れられず、視聴者に対して良質なコンテンツを提供できないが為に視聴率が低迷するというのは誰でも納得がいくことであろう。

つまらないサラリーマン気質

「低迷から抜け出せないもうひとつの原因は日枝久会長の存在だと思う。いわゆる“院政”だよね。彼に抵抗できる社員はフジテレビ内に誰もいないんじゃないかな。まあ普通に考えて、業界最高レベルの年収と退職金を捨てる覚悟のあるサラリーマンはいないよ。

んで、そんなサラリーマンが視聴率を回復させるような思い切った施策を打てるはずがないんだよね。それに、そういう経営陣を退陣させられない株主たちにも問題はある。まあ、そんな株主しか残らないように放送法を改正させたんだろうけど。

どう考えてもフジテレビの経営戦略は間違ってるよ。ってことを10年前からずっと言ってるんだけど一向に変わんないね」

これは要するに現在の給料や待遇が良いという事に落ち着いている為に、思い切った番組を作ることができないということだろう。

人は無意識に、一度心地良い状態に落ち着いてしまうと自然と守りに入ってしまう。

視聴者は本当に面白いものを望んでいるのであって、そこそこのものを見せられて満足するはずがないのである。

そこそこのものを作っている間に、他の局が力をつけ、面白いコンテンツを作り、抜かれてしまったという構図だろう。

そして、時代は常に動いているものである。堀江氏が指摘するように10年前からずっと同じことを続けていてそのまま王座の席に居座り続けるわけはないのである。

「8チャンネル」原因説

堀江貴文氏の分析によると、フジテレビの視聴率低迷の原因は地デジに移行する際に8チャンネルにこだわったせいとの見方もある。

これは、2つの理由があり、1つは新聞のラテ欄の真ん中だったフジテレビが端に追いやられてしまったというのが一つ目の原因だ。この説には一理ある。実際にもともとテレビ欄の端っこに位置していたテレビ東京が真ん中に来てから視聴率が上昇している。

視聴者はそんなところまで意識して見ていないという方が多いかもしれないが、人間の行動というのは9割が無意識に支配されており、目につきにくいものは選択されにくくなる。これはマーケティングの常識だ。

 

8チャンネルがダメなもう一つの理由はリモコンのザッピングだ。

テレビというのは基本的に真剣に見るものではない。なんとなく面白そうなテレビがやっていないかなぁ、とリモコンのチャンネルを変えていってたまたま面白いテレビ番組がやっていたらそこでチャンネルを固定するという行動ではなかろうか。

堀江氏も、「TV欄以外にも、リモコンのボタン上でも8チャンネルは不利だよね」とした上で、「だから、本来は3チャンネルを取るべきだったんだよ。なんであんなに『8』にこだわったんだろう?」と疑問を呈している。

堀江氏と仲の良い2ちゃんねる管理人のひろゆき氏も同じ意見を述べている。

実は、こうした合理的な判断ができなくなっていることがフジ低迷の本当の原因か…。

「不利な8チャンネルにこだわったみたいに、合理的じゃない判断をする組織は間違いを正すことも難しくなっていくんですよね。『すべての判断は合理的であるべき』っていう前提が崩れちゃうと、間違った判断をしていても追及できなくなりますから。この状態が続くと、内部の人は『どうせ何を言っても聞かないから、ほっとけばいい』みたいな無力感に苛(さいな)まれていくわけです。

ほとんどの場合、上司の決定を批判することは上司を否定することになるので、間違いを指摘した人は上司から嫌われたり、妬(ねた)まれたりする。誰もやりたがりませんよね。間違った判断を訂正するのってものすごいエネルギーがいりますし、そんなエネルギーを持っている人はフジテレビ内にほとんどいないんでしょうね」

 

月9低視聴率でフジテレビ亀山社長が辞任もある

月9と言えば言わずもがなフジテレビブランドの一つで、数年前までは月9というだけで視聴率が取れていた。

しかし、現在放送中のドラマ「ラヴソング」は、あの福山雅治を起用しているにも関わらず6.8%という史上最低の視聴率をたたき出している。

その結果、局内では亀山社長の辞任説もすでに囁かれ始めている。

亀山社長といえば2013年にフジテレビの社長に就任したばかりだが、現在のフジテレビの視聴率は軒並み一ケタという日も決して珍しくなく、『サザエさん』と『痛快TVスカッとジャパンが2桁をなんとかキープしているという状態では、亀山社長は来年の4月にも解任に追い込まれるという事になりそうだ。

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